大分県臼杵(うすき)市で3月31日、日本共産党の田村貴昭衆院議員を迎えて党演説会が開かれました。会場のある旧野津町で党国会議員が語るのは初めて。15日告示(22日投票)の市議選をたたかう広田せいじ予定候補が決意を表明し、田村氏が「平和と暮らしの守り手を議会に」と呼びかけると満席の会場から大きな拍手が起きました。
田村氏は、森友公文書改ざん問題など政治の私物化、民主主義破壊に全国で怒りが沸騰する中での市議選だと指摘。「疑惑の解明に野党共闘で頑張る共産党を伸ばしていただき、暴走を重ねる安倍政権に総辞職を求めていこう」と呼びかけました。「共産党の議席は市政のムダ遣いや不正を許さず、住民の暮らし、福祉を守る、かけがえのない1議席だ」と力を込め、広田予定候補への支援を訴えました。
広田予定候補は、勇退する党議員の活動を引き継ぎ、〝住民第一〟の立場で国保、介護など負担軽減、子育て支援などに取り組む決意を述べました。
会社員の女性(24)は「一日も早く安倍首相に退陣願いたい」と話し、自営業の女性(38)は「安心して子育てできる町になるよう頑張ってほしい」と期待を寄せました。(しんぶん赤旗 2018年4月3日)