熊本県の日本共産党水俣市委員会は5月26日、田村貴昭衆院議員を迎え、来年の参院選、統一地方選勝利をめざす国政・市政報告会を開きました。120人が参加。高岡朱美市議、勇退する野中重男市議の後継をめざす平岡朱予定候補がともに訴えました。
田村議員は、「働き方改革」一括法案や卸売市場法改定などで悪政を強行する安倍政権を批判。「政治の私物化にうそで開き直る安倍政権を許さず、市民と野党の共同を広げて退陣させよう」と呼びかけました。
水俣病加害企業チッソの後藤舜吉社長が「被害者救済は終わった」と発言した問題では、衆院環境委員会などで追及し発言の撤回を求めたことを報告しました。
市議選で2議席確保を必ずと、高岡市議は「一人ひとりが大切にされる社会実現の先頭に立ちたい」と訴え。平岡候補は「困っている人に寄り添い、議会に声を届けたい」と決意を語りました。
参加した女性(76)は「(日本共産党の)議員の活躍と値打ちが具体的によくわかるつどいだった。党議員がもっと増えれば社会はよくなる」と話しました。(しんぶん赤旗 2018年5月29日)