日本共産党は6月14日、東京・新宿駅前で安倍9条改憲反対の「3000万人署名」と安倍政権の退陣を求める街頭宣伝を行いました。田村貴昭衆院議員と藤田りょうこ都議、雨宮たけひこ新宿区議が参加し、「しんぶん赤旗」見本紙を手に積極的に署名を呼びかけました。
田村氏は、12日の米朝首脳会談で「完全な非核化」が共同文書で盛り込まれた意義を訴えるとともに、日本政府が「北朝鮮の脅威」を理由に導入決定した陸上配備型迎撃ミサイルシステム「イージス・アショア」を取り下げないことを批判。「圧力路線ではなく、憲法9条の精神で朝鮮半島と北東アジアの平和を目指していくべきだ」と呼びかけました。
また、安倍政権が国会会期末を前に、「働き方改革」一括法案やカジノ実施法案、環太平洋連携協定(TPP)関連法案の強行採決を目指す動きを厳しく批判。「国会では国民の暮らしを壊す悪法が目白押しのうえに、公文書の隠ぺい・改ざん、セクハラ問題や文民統制の崩壊が起こっている。民主主義を壊す安倍政権を退陣させよう」と訴えました。
署名に快く応じた男性は「今までだって平和だったから、憲法はこのままでもいい」と語りました。(しんぶん赤旗 2018年6月15日)