日本共産党の田村貴昭衆院議員は8月3日、宮崎県漁業協同組合連合会を訪れ、クロマグロの漁獲規制問題などについて懇談をしました。前屋敷恵美、来住一人両県議が同席しました。
県漁連の長友和久指導部部長は「カツオはえ縄漁船でヨコワ(クロマグロの幼魚)がどうしてもかかってしまい漁獲を回避できない。漁場を変えるために費用もかかる」と話しました。「国が共済を充実したというが、共済にかけるお金も無い」「宮崎の沿岸漁業者は管理しろと以前からずっと警告してきた」などの漁業者の声を紹介。「継続的な漁業を維持するには安定的な資源管理が必要と漁業者は理解している」と語りました。
田村氏は、「どうしても自粛の状況になるなら生活保障しろと私も国に求め、野党もそういう流れになっている」と述べました。「政府が浜の人たちの意見を頭越しに押さえつけてやっていく流れがずっと続いている。私たちも意見集約をしていくので、政府は大きいが言うべきことは言っていこう」と語りました。(しんぶん赤旗 2018年8月8日)