玉城政権につなぐ勝利を 沖縄9町議選スタート 全力応援、新基地阻む確かな力 八重瀬町で田村議員が訴え

県知事選につながる町議選の勝利を訴える田村氏(左手前)と神谷ノブオ、神谷セ一両候補=4日、沖縄県八重瀬町 沖縄県八重瀬町議選(定数16)は、日本共産党の田村貴昭衆院議員が神谷セ一(64)=現=、神谷ノブオ(58)=現=両氏の合同出発式で必勝の訴えを行い「県知事選での玉城デニーさんの勝利につなげていこう」と呼びかけました。
 
 田村氏は、米軍機が飛ぶたびに児童が校庭から避難させられる普天間第二小学校(宜野湾市)の現状に触れて「普天間基地は無条件で閉鎖・撤去させるしかない。神谷セ一さん、ノブオさんの2議席は、新基地建設を断念に追い込む確かな力です」と訴えました。
 
 玉城武光県議と「島ぐるみ八重瀬の会」の沖本裕司さんの応援演説を受け、両候補は「一般会計予算を活用して国民健康保険料の負担軽減を求める」(セ一氏)、「子ども医療費無料化の公約をなかったことにする町長の姿勢を許さない」(ノブオ氏)と力強く訴えました。
 
 玉城デニー知事予定候補のメッセージが読み上げられると、大きな拍手が起こりました。
 
 出発式に参加した町内の女性(66)は「何度も示された民意を無視して辺野古新基地建設を進める政府に冷たさを感じます。安倍政権にも米軍にも立ち向かえる共産党の2人を必ず議会に送り出したい」と語りました。(しんぶん赤旗 2018年9月5日)