熊建労55周年記念職人まつり(実行委員会主催)が6月9日、熊本県益城町で開かれました。熊本地震の復旧復興で被害の大きかった地域にも元気になってもらおうと同町で開かれたもの。4500人が参加して、くまもんダンスや模擬店、建築職人ならではの上棟式実演、木工教室などを楽しみました。
木村正・本部委員長が主催者あいさつし、地震や風水害の災害被災者の住まいの再建支援の拡充署名を全国に広げ取り組んでいると紹介しました。
益城町の西村博則町長、日本共産党の田村貴昭衆院議員、立憲民主党の矢上雅義衆院議員、社民党県連合の今泉克己代表、参院熊本選挙区・野党統一の、あべ広美予定候補らが連帯あいさつしました。
田村氏は、アスベスト対策を求めた国会質問を紹介し、参院選の争点・消費税増税問題については、生活再建中の被災者にも押しつけるものだと批判して増税中止を訴え。「社会保障に希望をもたらす政治の転換の実現に、市民と野党で力を合わせ、党をあげて頑張りたい」と述べました。
熊本市から来た6歳と3歳の兄弟は祖父母と参加。金魚すくいに挑戦し、「紙が破れたけど、楽しかった」と喜んでいました。(しんぶん赤旗 2019年6月12日)