佐賀大雨被害 田村議員 知事と面談/武雄市・大町町へ義援金

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 日本共産党の「九州北部大雨災害対策本部」の田村貴昭事務局長・衆院議員らは9日、記録的大雨で大規模浸水した佐賀県武雄市、大町町を訪れ、義援金(目録)を届けました。佐賀県庁で山口祥義知事と面談。多久市では荒瀬弘之副市長から被害状況をききとりました。
 
 武雄市では北川政次副市長が、大町町では水川一哉町長がそれぞれ応対。水川町長は「被災者は家へ戻り、補償や家の不安が大きくなって町にも相談に来ています。その中でありがとうございます」と謝意を表しました。
 
 山口知事との面談で田村氏は「発災当初から現地に入って5回目です」と紹介。山口知事は「避難者が138人になりました。苦しい方が凝縮されています」と訴えました。
 
 武雄市では、浸水被害を受けた中小業者を訪問。武雄民主商工会会員で衣料品店の女性(78)は、商品700着や車3台が水に漬かり、1000万円近い被害になるのではないかと話します。同行した真島省三前衆院議員は「中小企業への支援は融資しかありません。国の小規模事業者持続化補助金が実現できるよう頑張ります」と応えました。
 
 訪問には武藤明美、井上祐輔の両県議、今田真人県委員長が参加。江原一雄・武雄市議、中山初代・大町町議が同席しました。(しんぶん赤旗 2019年9月10日)