福岡県の「平和とくらしを守る福津革新懇話会」は2月29日、福津市で第17回総会を開きました。日本共産党の田村貴昭衆院議員が記念講演をしました。
田村氏は、新型コロナウイルスの対応で、安倍首相が小中高校などの一律休校を要請したことに、科学的根拠も具体的な支援策もないと批判。対策費について、不要不急のカジノを中核とするIR(統合型リゾート)、マイナンバーなどの予算の組み替えが必要だと訴えました。
田村氏は、「桜を見る会」疑惑、検察官の定年延長問題などの追及で、野党の共同が日々、進化していると紹介。次の総選挙では、全1人区で野党統一候補を実現し、「必ず勝利する」と決意を述べました。
日本共産党宗像・粕屋地区委員会の新留清隆委員長、社民党福岡連合の竹内信昭副代表、戦争法を廃止する福津の会の戸田進一氏(日本共産党福津市議)、市民連合オール4区準備会の宮本秀臣氏が来賓あいさつ。原崎智仁福津市長がメッセージを寄せました。
総会では、野党連合政権の実現のため、衆院福岡4区から野党統一候補の選出に向けた取り組み強化などの方針を確認。討諭では、来年の市長選、学校建設の問題など町づくりなどについて意見が出されました。(しんぶん赤旗 2020年3月3日)