馬毛島軍事利用阻もう 田村衆院議員迎え国政報告会 鹿児島・西之表

国政報告会=29日、西之表市 鹿児島県の日本共産党熊毛地区委員会は2月29日、田村貴昭衆院議員を迎えて、米空母艦載機離着陸訓練(FCLP)の移転が狙われる馬毛島を抱える西之表(にしのおもて)市で国政報告会を開きました。
 
 田村氏は政府と地権者との間で進められている馬毛島の買収問題について、新聞各紙が大きく報じた自身の衆院予算委員会での論戦(2月18日)を報告しました。政府が土地の売買契約締結前の2018年度に、地元に説明もなしに基本設計を委託していたことや、設計と各種調査のために約34億円を辺野古新基地事業費から流用(18年度)していたことが明らかになったと紹介。「島の軍事利用を許さず、ともに頑張りましょう」と呼びかけました。
 
 参加した住民から、「田村さんの質問に元気づけられた」「引き続き追及を」との声が寄せられました。(しんぶん赤旗 2020年3月4日)