日本民主青年同盟(民青)福岡県委員会は5月31日、オンライン企画で日本共産党の「田村貴昭衆院議員に何でも聞いてみよう!」と題し、学習交流会を開きました。
同盟員など10人が参加。「コロナ禍のなか、私たちにできることは何か」などをテーマに意見交流。日頃、疑問に感じている国政問題などを学習しました。ゲストに、学費の一律減免を求めるネット署名を取り組む、市内の大学に通う男性を招きました。
男性は、コロナ禍で5人に1人が退学を検討する事態の中、国や大学の支援が不十分だとし、「学生の声を届けるためヒアリングの場所を設けてほしい」と訴えました。
田村氏は、そもそも日本の大学が諸外国と比べ、学問が高く、段階的に無償化することは党の政策でもあるとし、「ともに頑張っていきましょう」と力強く答えました。
県委員長は、民青が行ったネットアンケートに寄せられたコロナ禍で苦境に立たされる青年たちの声を紹介。声を上げれば政治は変わるとし、「僕らの運動にかかっている」と訴えました。
安倍内閣の支持率は下がったが、野党の支持率が上がらず、野党共闘に何が必要かなどの質問が出されました。
田村氏は、国会での野党共同の取り組みを紹介。「政権構想をしっかり示していきたい」と力を込めました。(しんぶん赤旗 2020年6月3日)