自民改憲案提示5国会連続で阻止 北九州地域革新懇総会で田村衆院議員が国政報告

革新懇 日本共産党の田村貴昭衆院議員は6月20日、北九州市の小倉南区革新懇第10回総会で国政報告をしました。
 
 代表世話人の荒牧啓一弁護士は、黒川弘務氏の定年延長を合理化する検察庁法改定案が世論の力で廃案に追い込まれたと強調。「一日も早く安倍政権を終わらせよう」と訴えました。
 
 田村氏は、コロナ禍のさなか憲法改悪に前のめりの安倍首相を批判し、憲法審査会への自民党の改憲案提示を5国会連続で阻止したと強調。「革新懇と九条の会、草の根の国民世論の勝利です。次の総選挙で野党が多数を握って憲法がいきる政治をつくるため、粉骨砕身がんばっていく」と決意を述べました。
 
 日本共産党の高瀬菜穂子県議、藤沢かよ市議、宇土浩一郎市議予定候補がそれぞれあいさつしました。
 
 総会には40人が参加。改憲発議阻止の緊急署名などの活動が報告されました。組織強化や他団体との共闘にくわえ、高齢者福祉乗車券署名の推進、バス路線拡充など地域要求の実現を目指す活動方針を採択しました。(しんぶん赤旗 2020年6月23日)