豪雨災害 復興早く 田村氏ら義援金届ける 福岡

八女市に義援金 日本共産党の田村貴昭衆院議員は8月12日、7月の記録的大雨で被災した福岡県久留米市と八女市に義援金を届けました。
 
 久留米市で田村氏は中島年隆副市長に義援金を手渡し、「コロナ禍の中の水害。収入を失っている市民もおり、なりわい再建補助金、被災者生活再建支援法など対策と支援が急がれています。要望を聞かせてほしい」と訴えました。
 
 中島副市長は、農業で16億円超、商工業で5億円の被害が出ており「生産活動を再開、事業を継続できるよう支えていかなければ」と強調し、国、県の支援を求めました。これまでにない雨量が想定される中、住宅などの開発基準や都市排水、河川整備の見直しが必要と指摘しました。担当者から県管理の下弓削川の浚渫(しゅんせつ)の住民要求も寄せられました。
 
 八女市では三田村統之市長と懇談。三田村市長は、道路復旧に時間がかかることや中山間地での高齢者の避難の難しさを話しました。国、県に求めることとして「一番必要なのは経済の活性化。コロナであまりに低迷している」と強調。農林漁業者、商工業者、フリーランスへ無条件で10万円給付した市の独自支援ついて語りました。
 
 高瀬菜穂子県議と内田裕県委員長が同行し党県委員会からの義援金を渡しました。(しんぶん赤旗 2020年8月13日)