日本共産党宮崎県委員会は10月10日、紙智子参院議員を迎えて宮崎市で街頭演説会を開きました。衆院九州・沖縄ブロック比例の田村貴昭(衆院議員)、まつざき真琴両予定候補、松本たかし衆院宮崎3区予定候補が並び「日本共産党を含むオール野党で野党連合政権を。九州・沖縄から比例2議席以上、宮崎では5万票を獲得しよう」と訴えました。
紙氏は、日本学術会議への人事介入で菅政権の危険な特徴があらわになったと指摘。コロナ危機を乗り越え、農業・農村の衰退に拍車を掛けてきた自民党政治の転換の必要性を語り、次の総選挙で野党連合政権をと述べ、そのためにも「日本共産党を伸ばしてほしい」と呼びかけました。
田村氏は、新田原(にゅうたばる)基地(同県新富町)での日米共同訓練(26日~11月5日)に米軍嘉手納基地(沖縄県)からF15戦闘機12機程度、米兵約200人が参加する問題に言及。「九州を米国の戦争の拠点にしてはならない」と強調しました。
まつざき氏は「国民の命と暮らしは自分が守ると言えない首相はいらない」と力を込めました。 訴えを聞いた市内の男性(47)は「安倍政権を継承する菅政権はやりたい放題。こんな政権は変えてほしいし、企業・団体献金をもらっていない共産党に伸びてほしい」と話しました。(しんぶん赤旗 2020年10月11日)