政権交代し、より良い医療へ  田村衆院議員が集いで訴え 福岡・民医連後援会

福岡民医連=19日 日本共産党の田村貴昭衆院議員は10月12日、福岡市内で開かれた福岡県民主医療機関連合会の有志後援会のつどいで講演し、総選挙での野党統一候補勝利、九州・沖縄比例2議席以上を獲得し政権交代を実現しようと訴えました。
 
 田村氏は、コロナ禍から住民の命を守る医療機関への減収の補填(ほてん)とPCR検査拡充が必要と強調しました。感染拡大や災害の苦しみに自己努力を強いる菅政権を批判し総選挙での政権交代への決意を表明。「医療者の要求実現のためいっそう働いていく。総選挙で日本共産党を大きくするために一緒にたたかってほしい」と呼びかけました。
 
 参加者からは「菅首相の『自助』発言は許せない。国民を救うのが政治の仕事。社会保障拡充を訴え続けてきたのが共産党の値打ちだ」「野党共闘・政権交代の手ごたえはどうか」と意見や質問が出されました。田村氏は「首相の自己責任論は次の国会で大きく取り上げられるテーマになる」「私自身初めて首相指名選挙で他党の代表に投票した。総選挙では共闘が大きく成功する。政権交代は十分可能です」と語りました。
 
 話を聞いた男性(28)は、「より良い医療を目指す点でも共産党は、医療費を削ってきた自民党政権と全然違う。政権交代に期待します」と話しました。(しんぶん赤旗 2020年10月16日)