共闘勝利・党躍進へ本気 比例2議席以上必ず 市田・田村・まつざき氏が訴え 熊本・鹿児島

市田街頭演説 薩摩川内=18日 (15) 日本共産党の市田忠義副委員長・参院議員は10月18日、熊本市の熊本駅前で衆院九州・沖縄ブロック比例候補の田村貴昭衆院議員、鹿児島県薩摩川内(さつませんだい)市の川内駅前で田村氏、まつざき真琴比例候補(鹿児島2区重複)とともに街頭演説しました。次の総選挙で「比例で共産党支持の大波をつくり九州・沖縄から必ず2議席以上国会に送り出そう」と呼びかけると、駆け付けた参加者が拍手を送りました。
 
 市田氏は、比例での共産党の躍進と小選挙区での野党の固い結束で「日本共産党も加わる野党連合政権を実現しよう。本気の共闘で政権交代を勝ち取ろう」と訴えました。
 
 市田氏は、行き詰まった安倍前政権を継承するとともに、日本学術会議へのファッショ的な介入など強権政治を推し進め、新型コロナウイルスで苦しむ国民に自助を押し付ける菅政権に対し「今度の選挙で退場願おう」と呼びかけました。その上で、新型コロナの体験を踏まえた党の「七つの提案」を簡潔に述べ、共産党を伸ばしてほしいと訴えました。
 
 田村氏は、「半壊」世帯への被災者生活再建支援制度の拡大など「政治を動かしてきたのは日本共産党と野党共闘の力だ。役に立つ共産党の議席を伸ばして」と力を込めました。
 
 まつざき氏は「8時間働けば普通に暮らせる社会を実現しよう」と呼びかけました。
 
 熊本市では、はしだ芳昭衆院熊本2区候補が訴え。立憲民主党の矢上雅義衆院議員(同4区候補)、社民党の馬場功世県連幹事長(同3区候補)、新社会党の栗原隆県本部書記長が連帯あいさつしました。
 
 薩摩川内市で、この日告示(25日投票)された同市議選をたたかう井上かつひろ候補が訴えました。(しんぶん赤旗 2020年10月19日)