衆院福岡3区で野党統一候補の議席を獲得し次期衆院選での政権交代をめざす市民集会が10月16日、福岡市西区で開かれました。日本共産党の田村貴昭衆院議員、立憲民主党の山内康一衆院議員が共闘の決意を語りました。
田村氏は、3区での党候補擁立見送りの経緯や、野党がそろって立憲民主党の枝野代表に投票した首相指名選挙について語り、「100の小選挙区がひっくり返れば政権交代が果たせる。3区から、九州から野党議員を大きく増やそう」と力を込めました。
山内氏は、「働くものが報われる、支えあう社会をつくるため政治の流れを変えるべき」だと強調し自己責任を強いる菅政権を批判。「野党と市民が力を合わせこの3区から政治を変えていきましょう」と訴えました。
社民党県連の池田良子副代表や市民連合ふくおかの片山純子事務局長、コロナ禍に苦しむ学生の代表らが発言。集会を呼びかけた1人、村井正昭弁護士は「少なくとも1年以内に総選挙がある。市民と野党の共闘のなか自民党政治に終止符を打とう」と訴えました。
演説に足を止めた女性(18)は「これまで国会議員に良い印象が無かったのですが、(田村、山内両氏の話は)未来のビジョンがはっきりしていてとても良かった。私も投票に行きたい」と語りました。(しんぶん赤旗 2020年10月18日)