日本共産党の田村貴昭衆院議員は11月14日、福岡市内で福岡県保育団体連絡会(福井英二代表)と懇談しました。
田村氏に保育士らが「子どものための予算を増やし、国の責任で安全・安心な保育・学童保育の実現を求める」国会請願署名への協力を要請しました。
就職2年目の男性保育士は、「狭いので知らない間に感染させるのが怖い。マスクをしていて表情が見えず、子どもへの関わり方も難しい」と不安を語りました。「もともとぎりぎりの人数なので発熱で職員が休んだら体制が取れない」「PCR検査をもっとできるようにしてほしい」「使い捨て手袋が手に入らない」などの要望が寄せられました。
田村議員は、医療、介護、保育従事者への定期的な検査と感染集積地(エピセンター)での検査拡大を求めると返答し、「保育所の基準改善などみなさんの声をもっと集めて国会でただす。次の総選挙で政権交代を実現し、迷走に迷走を重ねる菅政権に早くお別れしましょう」。と話しました。(しんぶん赤旗 2020年11月17日)