日本共産党衆院九州・沖縄ブロック比例予定候補の田村貴昭(衆院議員)、まじま省三(福岡9区重複)、まつざき真琴(鹿児島2区重複)の3氏は11月21日、長崎市と佐賀県鳥栖市で街頭演説をしました。
長崎市では、演説に先立ち被爆者の男性(79)が被爆体験を語りました。
田村氏は、核兵器禁止条約発効について「菅首相は禁止条約に署名するつもりはないと言っている。ならば、禁止条約に参加する政府をつくろう。市民と野党の共闘で次の総選挙で政権交代を果たそう。そのためにも九州・沖縄比例2議席以上の躍進を」と訴えました。
まじま氏は、コロナ支援策が医療現場などにきちんと届いていない実態を示し、「やって当たり前の施策をやらない。こんな政治を変えていこう」と呼びかけ、まつざき氏は「自分たちに都合の悪い人物は排除する日本学術会議への人事介入。横暴で危険な強権政治は、戦前のもの言えぬ社会につながるもの」と批判しました。
日本共産党の安江あや子衆院長崎1区予定候補もともに訴え、「多くの女性が働くケア労働への国の支援は不十分。安心して働ける社会にしよう」と呼びかけました。
鳥栖市の街頭演説では、武藤明美県議があいさつし、立憲民主党の原口一博衆院議員と鳥栖キリスト教会の野中宏樹牧師がメッセージを寄せました。
長崎市で演説を聞いた70代の女性は「女性補が2人も訴えて心強い。共産党のジェンダー平等政策に大いに期待しています」と話しました。鳥栖市では、会社経営をしている72歳の男性が「菅政権は民主主義も立憲主義も守れない。今日の訴えを聞いて改めて、共産党に躍進してもらわないといけないと思った」と語りました。(しんぶん赤旗 2020年11月24日)