日本共産党鹿児島県委員会は12月18日、田村貴昭衆院議員を鹿児島市に迎えて、医療関係者や労組、民主団体などの要望を聞き取る、「要求懇談会」を開きました。県労連や生活と健康を守る会など8団体の代表が参加しました。
まつざき真琴衆院九州・沖縄ブロック比例(鹿児島2区重複)予定候補、たいら行雄県議が同席しました。
冒頭、田村議員が国政報告。「現場の皆さんのリアルな現状を教えてほしい。国政に届けたい」と呼びかけました。
農民連からは、サツマイモの基腐病の被害状況が報告され、「減収の補てんを」と要望が出されました。医労連は、医療現場だけでなく介護、障害者施設でもマスク・手袋不足が続いていることや、多くの事業所がボーナスを引き下げざるをえない状況であることを紹介。「減収補てんと医療従事者への支援を」との要望が出されました。
県商連は「中小零細業者は消費税増税とコロナ禍で二重の打撃を受けている。持続化給付金も底を突きかけている事業者も少なくない。第2、第3弾の持続化給付金を」と訴えました。県労連は、コロナを理由に雇い止めや、給与が減らされている労働者の実態を紹介しました。
田村議員は「皆さんから頂いたたくさんの要望を、国、県、市のチームプレーで解決に全力を尽くす」と語りました。(しんぶん赤旗 2020年12月19日)