長崎・五島市議選 島の医療守る議席必ず 田村衆院議員訴え

声援にこたえる(右から)田村、江川の両氏=20日、長崎県五島市 日本共産党の田村貴昭衆院議員は12月20日、長崎県の五島地区委員会が五島市で開いた演説会で、来年1月31日告示(2月7日投票)の市議選での江川みつ子予定候補の勝利と衆院選での政権交代、日本共産党の躍進を呼びかけました。

 

田村氏は「五島ではコロナの患者の受け入れ病床が18床しかなく、いったんクラスターが起こったら取り返しのつかない重大事態になる」と指摘。政府が進める公立・公的病院の「再編・統合」の対象に市内の富江病院が含まれているとして 「赤字でもなく、地域になくてはならない病院をつぶす必要がどこにあるのか」と厳しく批判しました。

 

市議会で富江病院の存続を求める意見書の可決に力を尽くした江川市議の議席は「島の医療を守る宝の議席だ」と強調しました。

 

江川市議は、長年求めてきた子ども医療費の高校卒業までの助成が、来年4月から実現することを紹介。「市民の願いが市政を動かした。国保税・介護保険料の負担軽減などの実現にも全力で取り組みます」と決意を語りました。

 

立憲民主党の山田勝彦・長崎県第3区総支部長からのメッセージが紹介されました。

 

参加した女性(71)は「政治の話は初めて聞きましたが、離島の医療体制の問題など、田村さんの話はわかりやすくためになりました」と話しました。(しんぶん赤旗 2020年12月22日)