原発の無い社会と、コロナ禍の今、命と暮らしを守る政治の実現を訴えようと、福岡県総がかり実行委員会は3月14日、福岡市内で1000人の参加で集会を開きました。日本共産党の田村貴昭衆院議員や立憲民主党の山内康一衆院議員ら各野党の代表が共闘の決意を述べました。
田村氏は、原発ゼロ・再生可能エネルギーの活用や、米軍基地建設阻止、消費税減税、ジェンダー平等など市民要求をかなえる政権樹立への決意を述べ、「力を合わせて政権交代を」と力を込めました。
山内氏は、コロナ対応などでの自民党・菅政権の政権担当能力の欠如を指摘。「野党と市民が共闘し衆院選で命と暮らしを守る政権をつくろう」と呼びかけました。
社民党の村山弘行県連幹事長、れいわ新選組の大島九州男福岡8区総支部長、ふくおか緑の党の荒木龍昇代表があいさつ。原発問題やコロナ禍での医療などに取り組む市民が活動を報告しました。
参加した女性(26)は、「市民の願いにこたえる野党の姿に展望が持てた」と語りました。(しんぶん赤旗 2021年3圧17日)