日本民主青年同盟福岡県委員会(山野遼大委員長)は5月2日、学生新歓企画として日本共産党の田村貴昭衆議院議員を講師に招き、福岡市内で「気候変動とコロナ危機、私たちの未来」をテーマに学習会を開きました。
21人が参加。田村氏は、4月23日の衆院環境委員会に参加者と同世代の大学生が参考人として出席し、政府の新たな温室効果ガス削減目標について「不十分だ」と批判したことを紹介。参考人の北海学園大学の上園昌武教授は所得の低い人ほど省エネの負担が重くなる「エネルギー貧困」の問題を提起したと語りました。自身の国会質疑も交えてコロナ禍での学生支援や気候変動対策をどう考えるか問題提起をしました。
提起を受け、参加者は四つのグループに分かれ交流。「大学生の発言はすごい。勇気があると思います」「『エネルギー貧
困』という考え方を初めて知りました」との発言がありました。
初参加の女子大学生(19)は、「自分たちの未来がかかった問題だということがよくわかりました」と話しました。(しんぶん赤旗 2021年5月8日)