日本共産党の田村貴昭衆院議員と、まつざき真琴衆院九州・沖縄比例予定候補は7月12日、9日から10日にかけての記録的大雨によって被災した宮崎県えびの市と、鹿児島県湧水(ゆうすい)町、伊佐市を訪れて被災者を見舞うとともに、被害状況を調査しました。
えびの市では内水氾濫によって道路や田んぼが冠水、店舗や家屋の浸水被害がありました。自治会長らから排水ポンプの増設の要望が出されました。
湧水町では床上浸水が発生した般若寺(はんにゃじ)地区を訪れ、町役場で担当者から道路や農業被害、国・県への要望を聞きました。
伊佐市では重留(しげとめ)川の越水で床上浸水の被害に遭った住民から状況を聞き取り、道路の冠水で指定避難所が使用できず、高齢者など約40人が緊急に避難した曽木(そぎ)小学校で、スロープや車いす用トイレの設置など、避難所機能拡充の要望を聞き取りました。
田村議員は「人的被害はなかったが、深刻な浸水被害を確認した。県議、市議と力を合わせて政府、行政に必要な支援策を要求していきたい」と語りました。
えびの市の西原まさふみ市議、伊佐市の畑中香子市議、たいら行雄鹿児島県議、党鹿児島県委員会の山口広延書記長が同行しました。(しんぶん赤旗 2021年7月13日)