基地追及の党大きく 田村・まつざき両氏が報告会 鹿児島・西之表

質問に答える田村氏(正面右)と(左へ)まつざさ、平良の両氏=22日、鹿児島県西之表市 鹿児島県の日本共産党熊毛地区委員会は7月22日、西之表(にしのおもて)市で、田村貴昭衆院議員、まつざき真琴衆院九州・沖縄ブロック比例予定候補(鹿児島2区重複)、平良行雄県議を弁士に国政・県政報告会を開きました。約50人が参加しました。
 
 田村氏は「総選挙で、コロナ対策に失敗した菅義偉首相はお引き取りいただき、野党、日本共産党に命、なりわい、暮らしを守る力を与えてほしい」と呼びかけました。鹿児島の農業、離島振興に話をすすめた後、日米両政府が狙う馬毛(まげ)島への米空母艦載機離着陸訓練(FCLP)移転について今年1月の八板俊輔市長再選が基地反対の民意だと指摘。「総選挙で鹿児島1~4区までの野党共闘を成功させ、比例は基地問題追及の先頭に立つ日本共産党を大きく躍進させてください」と力を込めました。
まつざき氏は「声をあげ、力を合わせれば政冶は安えられます」と訴えました。
 
 参加者から「国会に上がって馬毛島闘争の先導役になってほしい」「日米地位協定改定を野党の共通政策に入れてほしい」などの声が寄せられました。
 
 参加した女性(62)は「共産党には躍進してもらい野党共闘を前に進めてほしい」と話しました。
 
 報告会前に田村氏らは「政権交代で希望ある新しい政冶を」との新しい看板の宣伝カーで衝頭演説しました。(しんぶん赤旗 2021年7月24日)