九州・沖縄8県の日本共産党は7月19日、3カ月以内に迫る総選挙で党躍進と政権交代をと、いっせい宣伝をしました。北九州市門司区のJR小森江駅前では、田村貴昭衆院議員と高橋都市議が地域後援会のメンバーとともに訴えました。
田村氏は、東京で新型コロナの感染が急激に広がっている状況でオリンピックの開催は無謀だと主張。各新聞社の世論調査で開催に反対が賛成を上回り、菅内閣の支持率も急落しているとし、「国民の声を聞かず、命よりも五輪優先の菅政権を、次の総選挙で一緒に声を上げ政権交代させよう」と呼びかけました。
高橋氏は、コロナ禍で苦境に立たされている中小業者などから聞き取った声を紹介し、「たった1回の持続化給付金では事業は続けられない。再給付が必要だ」と訴えました。
萩ケ丘支部の女性(73)は、地元の住民運動でメガソーラーの工事事業者を撤退させた成果に触れ、「力を合わせれば要求は実現できる。総選挙で党の躍進と野党共闘のために頑張りたい」と意気込みました。
夕方はJR博多駅前で、木村たくじ衆院福岡1区予定候補、福岡県党メンバーらと街頭宣伝を行いました。(しんぶん赤旗 2021年7月20日)