「政治を前へ」 空白克服へ田村氏応援 福岡・大野城市議補選

1日 大野城市議補選応援 (2) 日本共産党の田村貴昭衆院議員は9月1日、事実上の「自共対決」となっている福岡県大野城市議補選(5日投票)の応援に入り、党議席の空白克服をめざす内田ひろひさ候補(65)=新=とともに市内を駆けめぐり、訴えました。
 
 田村氏は、自民党総裁選、衆院解散をめぐって大混乱の菅自公政権に対し、「党利党略だ」と批判。新型コロナ感染により自宅での死亡が相次ぐ中、野党が共同し全国各地に臨時の医療施設を広げていくと訴え、「補選の次は総選挙。ともに勝利し政治を前に進めていく」との決意を語りました。
 
 内田氏は、コロナ対策を最優先に、中学校の完全給食実施で子育て応援、「高齢者乗車券」の実現など高齢者支援を行うとのべ、「市民を守るために頑張る」と力を込めました。
 
 JR大野城駅前では、地域後援会メンバーら約50人が集まったほか、訴えに足を止める子連れの母親や、ベランダで演説を聞く姿がありました。西鉄白木原駅前では、自転車を引く78歳の女性が「高齢者乗車券ができれば、買い物も助かります」と期待を寄せました。