野党連合政権何としても 倉林副委員長迎え演説会 田村貴昭・まじま氏ら訴え 長崎

オンライン演説会 日本共産党長崎県委員会は9月4日、倉林明子副委員長・参院議員を迎え、オンライン演説会を開きました。田村貴昭衆院議員、まじま省三九州・沖縄ブロック比例代表予定候補、安江あや子衆院長崎1区予定候補もともに訴えました。(動画はコチラ)
 
 冒頭、菅義偉首相が退陣を表明したことについて倉林氏は「最後まで大義が語れない総理だった。感染爆発の原因をつくり申し訳ないと謝罪するべきだ」と厳しく批判。「看板がかわったからといって自公政治が変わるわけではない。総選挙で自公政権に終わりを告げ、野党連合政権を何としても取りに行こう」と力を込めました。
 
 国会に野党が提出した2021年度予算の組み替え提案の内容を紹介。持続化給付金の再給付や大学の学費半額などコロナ対策の予算が盛り込まれ、沖縄・辺野古の米軍新基地建設やカジノ関連予算は削除するなど画期的な内容になっていると述べ、「総選挙で政権交代できればこういう予算を提案できる」と強調。「核兵器禁止条約に背を向ける自民党に政権を任せるわけにはいかない。比例代表で共産党を大きく伸ばし、九州・沖縄の議員を増やそう」と訴えました。
 
 田村氏は、雲仙、南島原の豪雨災害に触れ、「被災地の声を届けるためにも引き続き国会で頑張らせてください」。長崎県出身のまじま氏は「再び国会へ送ってほしい」と訴えました。
 
 安江予定候補も決意表明し、元「朝日」政治部次長の脇正太郎さんが「野党の気概を見せる時」と期待を込めてスピーチしました。(しんぶん赤旗 2021年9月5日)