大雨被災地に義援金 田村衆院議員ら届ける 佐賀

村上市長(右から3人目)に義援金を届ける(右端から)田村、まじま、(1人おいて)阿部、今田、江原の各氏=6日、佐賀県嬉野市 日本共産党の田村貴昭衆院議員、まじま省三前衆院議員(ともに衆院九州・沖縄比例予定候補)は9月6日、記録的な大雨で被害の出た佐賀県武雄市、嬉野(うれしの)市、大町町を訪れ、党中央委員会からの義援金を届けました。
 
 武雄市の小松政市長は「異常気象が続く中、住民の人たちも不安を抱えています。国に対しては被災者へのサポートと治水対策など抜本的な対策を求めていきたい」と話しました。
 
 嬉野市の村上大祐市長は地滑りによって家の戸が閉まらないなどの問題が起きていることを述べ、幅広く活用できる災害救助法の改正を求めました。
 
 大町町には田村議員が訪問し、水川一哉町長が町内の地図を示して水害の実態を報告。「町民の意見を聞いて町として対応しているが、国の力で人が住めるところにしていただかないと、街づくりをいかに頑張ろうと前に進めない」と話しました。
 
 田村議員は「市町から出される要望を国は本気で考えないといけない。気候変動で異常気象が続く中、治水対策など抜本的な改善が必要。また、冠水被害の支援策が少ないので国として拡大する必要があります」と話しました。
 
 3自治体には今田真人県委員長、江原一雄地区委員長・武雄市議、大町町には中山初代町議、嬉野市には阿部愛子党支部長が同席。嬉野市と大町町で崖崩れを起こした場所を調査し、武雄市で災害ごみの集積場を訪れました。(しんぶん赤旗 2021年9月7日)