皆さんの要求が争点  田村・まじま候補 福建労と懇談

懇談する(右から)江口委員長、田村議員、まじま候補=22日、福岡市 総選挙での勝利をめざす日本共産党の田村貴昭衆院議員と、まじま省三衆院九州・沖縄比例予定候補は9月22日、福岡県建設労働組合の役員らと福岡市内で懇談をしました。
 
 江口謙二委員長は、消費税引き下げ、公契約条例制定、改憲反対、建設アスベスト訴訟の全面解決の要求を訴え、「何としても野党共闘で新しい政権をつくりたい」と述べました。
 
 田村氏は、環境委員会でのアスベスト被害者救済や石綿飛散防止の活動を報告。市民連合と4野党の共通政策に消費税引き下げが入ったことなどを紹介し、「与野党逆転で消費税減税が視野に入る。比例で日本共産党を伸ばし、そろって押し上げてほしい」と呼びかけました。
 
 まじま氏は、コロナ禍で賃金が減る一方、大企業の内部留保や富裕層の資産が増え、総選挙は格差拡大の中でたたかわれると強調。最低賃金引き上げと中小企業支援、公正な下請け単価の実現を訴え、「皆さんの要求が争点となる総選挙。要求実現のため勝ち抜く」と決意を述べました。
 
 参加者からは、建設現場でクラスターが発生した場合の工期延長や追加費用請求での元請け大企業・発注者へのより強い指導、コロナ支援金の過重な事務負担や雇用調整助成金の事業者負担の解消、消費税のインボイス制度中止などの要望が上がりました。(しんぶん赤旗 2021年9月24日)