安倍自公政権により違憲の安保法制が強行採決されて丸6年となる9月19日、北九州市では「平和をあきらめない北九州ネット」がJR小倉駅前、黒崎駅前で同時に集会を開きました。
小倉駅前では日本共産党の田村貴昭衆院議員が市民とともに訴え、立憲民主党の城井崇衆院議員がメッセージを寄せました。市民ら約80人が参加し、総選挙での政権交代実現の決意などをリレートークしました。
田村氏は憲法違反の安保法制を廃止する政権をつくろうと力強く呼びかけ、参加者は「そうだ」の声と拍手で応えました。安倍・菅政権を支えてきた顔ぶれが並ぶ総裁選を批判。安保法制の廃止などを第一に掲げた市民連合と野党4党の共通政策を紹介し、「政権交代を実現する」と力を込めました。
共通政策が書かれたビラが次々と受け取られ、訴えに足を止める市民の姿がありました。政策合意を「知らなかった」と話す50代の女性は「しっかり読みます」と話し、子連れの30代の男性は「応援しています」と期待を寄せました。
黒崎駅前では市民約50人が参加。日本共産党の仁比聡平前参院議員と無所属の緒方林太郎前衆院議員が訴えました。(しんぶん赤旗 2021年9月21日)