日本共産党熊本県委員会は9月18日、熊本市内で井上哲士参院議員を迎え演説会を行いました。メイン会場の他、オンラインで配信し約350人が視聴しました。田村貴昭衆院議員、まじま省三衆院九州・沖縄ブロック比例代表予定候補、はしだ芳昭衆院熊本2区予定候補が訴えました。
井上氏は、「基地や原発など自民党政治の矛盾が集中する九州・沖縄でこそ党躍進が必要」と述べ、比例2議席以上と沖縄1区必勝を呼びかけました。「命を守るほど政治にとって大切な仕事はない」と強調。新自由主義、気候危機、ジェンダー不平等、アメリカ言いなりからの四つのチェンジに触れ、政権交代で「希望と安心の社会を築こう」と呼びかけました。
何度も被災地へ足を運び被災者支援制度の拡充のために国会で追及してきた田村氏は、「市民と野党が、日本共産党が頑張ったら制度は変わる。政治が前に進む。被災者の願いをかなえる新しい政治を進めていく」と決意を表明しました。
まじま氏は、共産党の四つのチェンジでこそ「地域が元気になる」と力説。大企業と中小企業の取引の公平化など中小企業支援の重要性に触れ、「多様性を尊重し個性を生かせる政治を産業政策でも貫くことこそ元気になる道だ」と訴えました。はしだ氏は、熊本で頻発する水害に触れ、気候危機の打開などを訴えました。(しんぶん赤旗 2021年9月19日)