日本共産党の田村貴昭衆院議員は10月1日、熊本市で熊本県建築労働組合、熊本県商工団体連合会とそれぞれ懇談しました。
田村氏は「新総裁は安倍政権の発足時からずっと支えてきた人。安倍・菅ラインと一心同体。新自由主義との決別にはふれない。パッケージを替えた政権でしかない」と指摘。日本共産党と立憲民主党とが政権協力で合意したことを紹介しました。
熊建労との懇談では、「政策の力点は何か」などの質問がだされました。田村氏は「建築労働者の賃金を引き上げる。公契約条例を実現し、職業病をなくし、消費税減税で景気回復を実感していただきたい」と話しました。
県商運との懇談で山本寛幸・熊本民商会長は「コロナ禍で飲食店を中心に休・廃業の危機。そこヘインボイスの受け付け開始。すべての中小の自営業者がおびえている」と話しました。
田村氏は「まず消費税を5%に戻すことで複数税率から解放されインボイス方式も解消される。減税が実行に移されるとまちがいなく景気は回復し、全国民が実感できる。全野党が消費税減税は言っているので、今回の選挙が決め手となる」と強調しました。
懇談には松岡勝県委員長が同席しました。(しんぶん赤旗 2021年10月5日)