憲法変えてる場合じゃない ウイメンズアクション 命・暮らし守れ 東京・有楽町

14日 憲法9条改憲NO!ウイメンズアクション 東京・有楽町 (4) 総がかり行動実行委員会は12月14日、東京・有楽町駅前で今年最後のウイメンズアクションに取り組みました。参加者は「憲法変えてる場合じゃない! 女性たちみんな、つながろう!」との横断幕を掲げて、今やるべきは命やくらしを守ることだと訴えました。
 
 司会の菱山南帆子さんは、生理など体調の悩みから就職をしない選択をした学生がいると報告。「周りに相談しづらい雰囲気を変えるために職場や国会に女性の声を増やしていこう」と訴えました。
 
 全労連の舟橋初恵女性部長は、「今年度6兆円超の予算が軍事費に使われようとしている。非正規雇用の女性の多くがコロナで仕事を失い、自殺者も増えている。今は生活に苦しむ人を支えるべきだ」と強調しました。
 
 困窮者支援に参加した女性は「困窮者支援は、みんなの寄付や思いで成り立っている。なんで国が支援しないのかと心から思います」と訴えました。
 
 共産、立民、社民の国会議員が参加。日本共産党の田村貴昭衆院議員は、野党の国会開催要求に自公政権が応じなかったことを示し、「改憲というまえに憲法を守るべきだ」と述べました。
 
 憲法改悪を許さない全国署名に応じた東京都町田市の女性(57)は、祖母らから戦争体験を聞いており、「戦争には絶対反対。戦争は昔の話ではない」と話しました。「仕事では旧姓を使用しているが、名前が変わることに不便を感じたこともある。今はいろんな家族の形があるのだから、別姓にできるようにすべきだ」と述べました。(しんぶん赤旗 2021年12月16日)