日本共産党の田村貴昭衆院議員は昨年12月28日、宮崎県都城市で起きた養魚施設への土砂流入と魚の被害について解決を図ろうと、国土交通省宮崎河川国道事務所で状況を聞きました。養魚業者、来住一人県議が同席しました。工務第二課長、工務係長か対応しました。
土砂流入被害は2020年7月の大雨の後、養魚施設にシラス(土砂)が流入し、魚が死んだもので、施設の1キロ上流にある砂防ダム「武床谷第1砂防堰堤(えんてい)」の影響を考えた経営者が来住議員に相談したものです。同ダムは18年に完成後、同じ大雨により一部崩壊を起こし復旧工事をしました。
田村議員は因果関係について検証が必要だとして、昨年6月に養魚場やダムなど現地を見るなどして、状況を確認してきました。
事務所側は「ダムの崩壊した土砂が養魚場へ流入したことは確認できない」との認識を示しました。
田村議員は、業者の方は原因も分からず不安で営業を再開できないでいるとして、「ダムに原因がないことを明らかにして説明してほしい」と担当者による現地での直接確認を提案。事務所側も了承しました。(しんぶん赤旗 2022年1月7に日)