全選挙勝ち100周年を 田村衆院議員迎え党旗びらき 長崎

党旗びらきで訴える田村氏=10日、長崎市 長崎県の日本共産党県委員会と南部地区委員会は1月10日、田村貴昭衆院議員を迎え、長崎市内で党旗びらきを行いました。
 
 山下満昭県委員長があいさつに立ち、「中間地方選と参院選、そして知事選とすべての選挙に打ち勝って党創立100周年を迎えよう」と呼びかけました。
 
 田村氏は、衆院選で長崎から野党共闘の議員(立憲民主党)2人が誕生し、石木ダム建設反対などで共同して頑張っていると報告。「次につながる結果になった。野党共闘にいささかの間違いもない」と強調しました。
 
 「黒い雨」訴訟判決にもふれ、岸田首相が長崎の「被爆体験者」を除外したことについて「岸田首相は丁寧に国民の声を聞くと言いながら門前払い。実際は聞き流しているだけ」だと厳しく批判しました。
 
 昨年秋に入党した新成人の女性が党本部での旗びらきを視聴した感想を述べ、「こんなに素晴らしい政党は他にはありません」と党への思いを語りました。
 
 2月の知事選で、「民主長崎県政をつくる会」と共産党県委員会が自主的支援を決めた宮沢由彦知事予定候補も駆け付け、支援を訴えました。
 
 長崎県の立憲民主党の山田勝彦、末次精一両衆院議員から連帯のメッセージが寄せられました。(しんぶん赤旗 2022年1月14日)