松浦市議席継承必ず 長崎・田村衆院議員訴え 「岩本氏を議会へ」

声援に応える(右から)田村、岩本、安江の各氏=9日、長崎県松浦市 (2) 長崎県の日本共産党北部地区委員会は1月9日、松浦市に田村貴昭衆院議員を迎え、23日告示(30日投票)の同市議選での勝利を目指す演説会を開きました。勇退する安江ゆう子市議からバトンタッチをめざす岩本ゆみ予定候補(50)がともに訴えました。
 
 田村氏は内閣府の国民生活に関する世論調査の結果を紹介し、「日ごろ、悩みや不安を感じている人が77・6%と過去最高で深刻な状況。命と暮らしを支える市政の実現が求められている」と述べ、「子ども医療費の自己負担なしや学校給食の無料化、子どもの国保税ゼロを訴える岩本さんは命を託せる予定候補です。必ず議会へ押し上げよう」と呼びかけました。
 
 さらに、夫婦別姓問題に取り組まない岸田首相を批判し、「新しい女性議員の誕生で、ジェンダー平等を進めていってほしい。松浦市議選で勝利し、県知事選につなげ、参院選でにひそうへい比例予定候補を何としても押し上げよう」と力を込めました。
 
 岩本予定候補は、30年間看護師として働き、「金の切れ目が命の切れ目にしてはならない」との安江市議の活動に感動し3年前に入党。「市民アンケートを実施し、市民に寄りそった政治が必要だと思った。松浦市でも無料のPCR検査ができるよう頑張ります」と決意を語りました。(しんぶん赤旗 2022年1月14日)