福岡県糸島市議選が告示された1月23日、日本共産党の田村貴昭衆院議員は、やなぎ明夫(70)、後藤こうじ(51)両候補=共に現=の応援に駆け付けました。
田村氏は、コロナ感染拡大のなか、岸田政権のもとでのワクチン再接種の遅れや検査体制の不備を批判。同市内に県の無料検査の実施施設が1カ所で抗原検査に限られ、PCR検査は受けられないと指摘して検査体制の拡充を呼びかけ、「市政や県、政府を動かすには党の議席がどうしても必要。命と生業(なりわい)を守る両候補を押し上げてほしい」と力を込めました。
やなぎ、後藤両候補は、総額170億円のアンダーパス(立体交差)、新体育館、新市庁舎建設を中止し、お年寄りへの補聴器助成や学校給食・こども医療費無料化などを実現すると訴え、「無駄遣いを抑えて市民に優しい施策を実現し、農漁業を守り市の経済を優しく強い経済に変えよう」と呼びかけました。
第一声に駆け付けた男性(82)は「糸島では公的なPCR検査を受けられないと初めて知った。身近でも濃厚接触者が出ている。『今回ばかりは別の候補に』という支援者もおり、最後まで頑張りたい」と話しました。(しんぶん赤旗 2022年1月25日)