大分県の日本共産党議員研修会が1月24日、大分市で開かれ、衆院農林水産委員でもある田村貴昭衆院議員が米価下落など農業問題について講演しました。
田村氏は輸入自由化など新自由主義の農政によって農林漁業、農村が疲弊し、農家も農地も減り続けている実態を詳細に報告。生産基盤の弱体化にTPP(環太平洋連携協定)、EPA(経済連携協定)など輸入自由化が拍車をかけ、食料自給率は戦後最低の37%に低下したと批判しました。
「米価が下落し生産者から『米つくって飯食えねえ』の声が上がった。これでは農業も国の食料も守れない」と指摘。「九州は食材の宝庫、日本の食料基地。これを守るため力をあわせよう。亡国の農政から家族農業を主役にする農政への転換めざし、参院選に勝利しよう」と呼びかけました。
SNSの活用についての学習会も行われ、四中総実践、参院選勝利をめざし議員がその先頭に立ち奮闘する決意を固めあいました。(しんぶん赤旗 2022年1月28日)