「戦争反対!いのち・暮らし・憲法を守る!」を掲げ、福岡県総かかり実行委員会(青柳行信代表)は6月12日、福岡、北九州、久留米、大牟田、行橋の5市で、福岡県内の「いっせいスタンディング」をしました。市民連合ふくおか、九条の会福岡県連絡会が共催しました。
福岡市では、市民グループや労働組合、女性団体から約300人が参加し、繁華街の天神一帯16カ所でアピール。日本共産党の田村貴昭衆院議員が駆け付け、市民連合ふくおかのコーナーで訴えました。
田村氏は、物価高騰の問題で、要因となっている岸田自公政権の金融緩和政策を批判。対策に消費税引き下げをあげ、野党4党が消費税減税法案を衆院に共同提出(10日)したことを紹介し、参院選の争点に押し上げるために「力を合わせていこう」と呼びかけました。ウクライナ危機に乗じた改憲、大軍拡の動きに対し、「政治の使命は、戦争を止めることだ」と強調し、「憲法9条を生かした外交努力をせまっていこう」と訴えました。
社民党の福島みずほ党首と福本貴紀参院選挙区予定候補、れいわ新選組の奥田ふみよ参院選挙区予定候補が訴え、立憲民主党福岡県総支部連合会がメッセージを寄せました。ふくおか緑の党、福岡1・4・5区の市民連合のメンバーがスピーチしました。(しんぶん赤旗 2022年6月14日)