7月10日に投開票された参院選比例代表で3年ぶりに議席を回復した日本共産党の仁比聡平氏は11日、福岡市博多区のJR博多駅前で、福岡選挙区で大奮闘した真島省三氏をはじめ、田村貴昭衆院議員、福岡県委員会のメンバーらと共に選挙結果を報告し、公約実現への決意を語りました。(動画はコチラ)
仁比氏は、選挙を通じ平和を求める思いが国民の中に広がったと述べ、「憲法は国民の力で権力を縛るものだ」と強調。衆参両院で改憲勢力が3分の2を占めたとしても、国民の声と運動は憲法を守り、いかしていく一番の力になると述べ、「これからの国会で憲法改悪と大軍拡を何としてもやめさせ、平和外交の日本に変えていく。全ての国民の皆さんとご一緒に力を合わせて全力で頑張ります」と力を込めました。
真島氏決意表明
真島氏は、物価高から国民生活を守る5%への消費税緊急減税、最低賃金1500円の実現への決意を表明。「仁比氏と力を合わせ、県民の暮らしと平和を守るため運動していく」と語りました。
この日、福岡県内各地で報告の街頭宣伝が取り組まれました。福岡市東区の宣伝に参加した女性(67)は「仁比さんと山添拓(東京選挙区)さん、憲法を一番理解し、暮らしにいかしてきた弁護士がそろって当選して本当にうれしい」と期待を示しました。(しんぶん赤旗 2022年7月12日)