地域課題研究が大事 党長崎県委地方議員・候補研修会 田村衆院議員が講演

22日 長崎県の党地方議員研修会 (2) 日本共産党長崎県委員会は8月22日、田村貴昭衆院議員を迎え全県地方議員・候補者研修会をオンラインで開きました。
 
 田村氏は、6中総での「統一地方選挙の意義と目標」についてふれ、「住民が何を思い、何を要求しているのか、それに対して行政は応えているのか。市町や地域の課題を研究し、探求していくことが大事」だと指摘。「取り上げた要求を住民に知らせ、多くの住民にファンになってもらうことが大切で、その中で党に入ってもらい、『赤旗』の読者を増やしていく。それが選挙勝利への定石」だと力を込めました。
 
 消費税減税・インボイス中止については、インボイス制度が開始されれば、シルバー人材センター会員にまで消費税の支払い義務が生じるとして、今年7月末までで、インボイス中止・見直し関連の意見書が254自治体から提出されていると紹介。「長崎の自治体からも、ぜひ出してほしい」と呼びかけました。
 
 講演後、地方議員らと意見交換。「飼料の大幅値上げに対する国や行政の支援について」などの質問があり、田村氏がていねいに答えました。(しんぶん赤旗 2022年8月26日)