10月23日投開票の那覇市長選挙で「辺野古新基地建設反対」「子育て日本一の那覇」を訴え大健闘した「オール沖縄」の翁長雄治氏は11月1日、国会内の日本共産党控室を訪問し、支援への感謝を述べました。小池晃書記局長、田村智子副委員長、穀田恵二国対委員長、赤嶺政賢、田村貴昭両衆院議員、仁比聡平参院議員が応対しました。
小池氏は「翁長氏の訴えは、人の心をしっかりつかんで選挙の争点を鋭く打ち出した。結果は残念だったが、これからもオール沖縄のたたかいに全力を尽くしていきたい」と述べました。
また、辺野古新基地建設について相手候補が「名護の問題だ」との立場を示した一方、翁長氏は「辺野古新基地断念」で沖縄県の全市町村の首長・議長が署名した2013年の建白書を繰り返し強調したことに触れ、「翁長氏のきっぱりとした姿勢に励まされた」と語りました。
翁長氏は、相手候補の「(辺野古新基地建設の是非をあいまいにするという名護市長の)苦渋の決断を尊重する」との姿勢について、「苦渋の決断をしたかったら真正面から向き合うべきであるのに、難しいだけで済ませてしまっている。まさに政治家の存在意義が問われていると思う」と強く批判しました。
赤嶺氏は、「翁長雄志倒れても、必ず沖縄は次の翁長雄志を生む」との故・翁長雄志前知事の言葉に触れ、「そういうたたかいに発展していくと思う。一緒に頑張りたい」と語りました。(しんぶん赤旗 2022年11月2日)