不公平な税制をただす会が11月9日、「インボイス、消費税を廃止しても財源はある―財源試算と消費税に益税はあるのか?」をテーマに、国会内で懇談会を開催し、税理士や中小企業団体、フリーランスなど、動画視聴も含め全国から約80人が参加しました。日本共産党からは小池晃書記局長・参院議員、田村貴昭衆院議員が参加しあいさつ。立憲民主党からも参加がありました。
小池氏は「政府は益税があると言うがでたらめだ。消費税は赤字でもかかる。インボイスの導入は事実上の免税点の廃止であり第2の増税だ。共同を広げ阻止しよう」と話し参加者を激励しました。
懇談会は「消費税に益税はあるのか?―インボイス制度の中止に向けて―」(阿部徳幸日本大学教授・税理士)、「2022年度の財源試算」(浦野広明立正大学客員教授・税理士)、「大企業史上最高益と軽い税負担」(菅隆徳税理士)の報告に続き参加者からの質疑を行い消費税の問題点や大企業・大金持ちへの減税など、あるべき公正な税制について多彩に交流しました。(しんぶん赤旗 2022年11月11日)