日本共産党の田村貴昭衆院議員と、わたぬき英彦福岡市議・県議候補は1月6日、福岡市内で、「ふくおか南部教育を考える会」の役員らと懇談し、子どもたちの学ぶ権利の保障などをめぐり意見を交わしました。
同会は、コロナ禍での児童の体力低下問題や、学校教育のICT(情報通信技術)化が生徒、教員ともに負担になっている実態などを紹介。改善に向け、少人数学級の早期実現と教職員の増員、そのための教育予算の拡充の必要性を訴えました。
田村氏は、岸田文雄首相が突然「異次元の少子化対策」と表明したが、教育予算がどうなるかが問われるとし、「一緒に頑張っていきましょう」とのべました。さらに軍事費増で、「一番犠牲になっているのが教育だ」と訴え、「2022年度すべての子どもたちにゆきとどいた教育を求める全国署名」の国会請願で、「全面的に支持します」と紹介議員になることを約束しました。
わたぬき氏は、市議会で過大規模校や中学校の給食時間が短い問題を取り上げたことや、改善に向けた市民との取り組みを紹介。「子どもたちの権利や尊厳が守られる教育にしていかなければならない」とのべ、統一地方選で「大きく打ち出していきたい」と力を込めました。(しんぶん赤旗 2023年1月9日)