長崎県商工団体連合会は1月15日、新春学習決起集会をオンラインで開き、日本共産党の田村貴昭衆院議員が国会情勢を報告しました。
徳永隆行会長は「昨年、消費税減税とインボイス中止を求める運動が広がり、状況が大きく変わったことはわれわれの運動の成果」だと強調。「しかし、税務相談の活動を罰する『税理士でない者が税務相談を行った場合の命令制度の創設等』が閣議決定された。春の運動ではこの法案撤回にも力を出していかなければならない」とあいさつしました。
太田義郎・全国商工団体連合会会長がビデオメッセージであいさつしました。
田村氏は岸田文雄首相が進める大軍拡を批判し、「軍事ではなく話し合いで解決をとの世論を広げ、県・市議選で必ず勝利できるよう頑張る」と力を込めました。インボイス問題で野党の「超党派議員連盟」が結成されたことや共産党議員団の国会論戦も紹介し、「『戦争への道、増税への道を勝手に決めるな』の声を国会内外で上げ、皆さんとともにたたかっていく決意です」と訴えました。
森和史事務局長から春の運動が提起され、各地域の民商から決意表明がありました。(しんぶん赤旗 2023年1月20日)