岸田大軍拡許さない 総がかり行動に600人 福岡

総がかり行動の街頭宣伝で訴える田村氏と県議・市議候補ら=19日、福岡市中央区 福岡県総がかり実行委員会は3月19日、福岡市で「憲法を活(い)かしいのちと暮らしを守る福岡県総がかり行動」を実施し、約600人が岸田政権の大軍拡、大増税阻止や脱原発を訴えました。日本共産党の田村貴昭衆院議員が駆けつけました。
 
 同委員会事務局の前海満広氏は、安保3文書改定に反対し「集会で思いを確認しあい行動に移そう」とあいさつ。参加者らが、大軍拡の危険性や、沖縄へのミサイル配備問題、脱原発、日本学術会議への政治介入などをスピーチしました。
 
 集会後の街頭宣伝で田村氏は、軍拡ではなく教育、福祉を優先する政治への転換を呼びかけ、「岸田政権とそれを支える勢力に統一地方選で審判を下そう」と語りました。
 
 日本共産党の、わたぬき英彦(東区)、すなかわあやね(博多区)両県議予定候補と、福岡市議選の予定候補者6人が参加しました。
 
 参加者からビラの説明を受けた女性(30)は沖縄出身。「たくさんの参加者がいて、沖縄以外でも戦争や基地に関心を持つ人がいることがうれしい」と語りました。(しんぶん赤旗 2023年3月22日)