福岡県内の建設アスベスト被害者や家族、遺族らが交流し、建設アスベスト訴訟の支援などを行う「あさがおの会」の第13回定期総会が6月17日、福岡市で開かれました。日本共産党の田村貴昭衆院議員、仁比聡平参院議員があいさつしました。
茨木康夫会長は、建材メーカーに対し、真摯(しんし)な謝罪と国の基金への参加を求め、「アスベスト被害の根絶に向けて頑張っていきましょう」と呼びかけました。
田村氏は、国の賠償責任の確定と給付金法成立は「みなさんのたたかいが政治と司法を動かした」と強調。厚労省から聞き取った給付状況や、建材メーカーへの対応を経産省へ要望したことなどを紹介し、「今後もしっかり追及していく」と訴えました。
仁比氏は、「たたかいの先頭で頑張っているのがみなさんの団結の力だ」と敬意を表し、2陣、3陣原告の訴訟勝利に向け「心をひとつに団結して頑張り抜きたい」と力を込めました。
政党からほかに、民主県政クラブの佐々木允県議があいさつし、自民党、立憲民主党の国会議員がメッセージを寄せました。(しんぶん赤旗 2023年6月20日)