豪雨災害 田植えの水田打撃・生活道路の橋崩落 国・県の支援は急務/熊本2町を田村貴昭議員ら調査

2023070501_03_0 日本共産党の田村貴昭衆院議員(衆院九州・沖縄比例候補)は7月4日、前日の記録的豪雨で川の氾濫や橋の崩落など大きな被害が発生した熊本県の益城(ましき)、山都(やまと)両町の被災状況を調査しました。上野哲夫・宇城(うき)地区委員長、甲斐康之・益城町議が同行しました。
 
 益城町の木山・宮園地区での木山川の氾濫による水田への川砂・流木の流入被害や、津森地区の布田(ふた)川沿いを走る路面の崩落現場を確認しました。
 
 山都町では、御船(みふね)川(緑川支流)に架かる国道445号の橋の崩落現場を調査。状況を大矢野原地区の松本泰尚・簡易水道組合長から聞き取りました。松本氏は、橋と同時に崩落した水道の仮復旧状況を伝え、「崩落が通勤・通学の交通量の多い時間帯(午前7時半ごろ)にもかかわらず、人的被害がなかったことに安堵(あんど)しました」と話しました。
 
 田村氏は、益城の被害では、田植えを終えたばかりか直前の水田のダメージが大きく、国の支援が必要だとして「甲斐町議らとも協力し、被災の現状と農家の声を国に届け、被災者支援に力を尽くしたい」と強調。山都町の国道については「町の中心部を貫く生活、インフラを担う道。一日も早い復旧を国に求めていきたい」と述べました。
 
 甲斐氏は「被災した農業者への支援を国・県に求めたい」と話しました。(しんぶん赤旗 2023年7月5日)