社会変革へ党躍進を 山添・田村貴昭両氏が街頭演説 熊本

熊本演説会(12日)② 日本共産党の山添拓参院議員と田村貴昭衆院議員(衆院九州・沖縄ブロック比例候補)は7月12日、熊本市中央区で街頭演説を行いました。聴衆が商店街アーケードに用意された席を埋め尽くし立ち見も出るなか、両氏は総選挙での九州・沖縄比例2議席の獲得と党躍進に向け支援を訴えました。
 
 山添氏は、演説に先立ち、台湾の半導体企業TSMCの工場建設現場を視察。交通渋滞や地下水の枯渇・汚染への住民の不安の声を紹介し、「国が多額の予算を投じて誘致した企業。命とくらしを守る対策を取らせるためにも田村氏の議席はなくてはならない」と強調しました。100年前から本物の変革を目指し弾圧や海外の共産党の干渉をはね返して政治を前に進めてきた党の歴史に触れ、「社会を変えるためこの党を伸ばしてほしい」と力を込めました。
 
 田村氏は、大軍拡・大増税阻止や保険証廃止の中止などを訴え「岸田政権を退場に追い込もう」と呼びかけました。
 
 若者や真ん中世代の姿も目立ちました。演説会初参加の男性(42)は、「わかりやすい訴え」と感動。介護職場で働き、コロナ禍で政治の影響を強く感じるようになったとし、「総選挙では勝ってほしい。インスタを広げたい」と話しました。(しんぶん赤旗 2023年7月14日)