山下芳生副委員長・参院議員を招いた演説会が7月16日、佐賀市と佐賀県唐津市で開かれました。山下氏は、田村貴昭衆院議員(衆院九州・沖縄比例予定候補)と共に、総選挙での党躍進と九州・沖縄比例2議席獲得への支援を訴えました。
山下氏は、岸田政権と自民・公明・維新・国民の4党が悪法を強行する一方、それに対抗する国民のたたかいと日本共産党の存在が政治の希望になっていると強調しました。アメリカ言いなり、財界優先の二つの政治のゆがみに切り込み政治を元から変える日本共産党の立場を、大軍拡阻止と平和外交、物価高騰対策、賃上げなどの政策ごとに縦横に解説。「4党は二つのゆがみに指一本触れられない。日本共産党が躍進してこそ希望ある日本をつくることができる」と力を込め、党勢拡大と入党を訴えました。
田村氏は、大雨災害の現地調査や災害対策を前進させてきた国会活動を報告。佐賀空港へのオスプレイ配備のための工事強行は地域を戦争する拠点にするものだと批判し、工事差し止めの住民のたたかいへの連帯を表明して「総選挙で岸田政権を退陣に追い込もう」と語りました。
唐津会場では、井上祐輔前県議があいさつしました。
佐賀会場では1人、唐津会場では2人を党に迎えました。入党した女性(78)は「反戦平和でたたかった党の歴史や保険証を廃止するマイナンバーカードの矛盾など納得できる訴えばかりでした」と話しました。(しんぶん赤旗 2023年7月17日)